2012年03月25日
「渋谷に自分たちの図書館をつくる」というコンセプトで立ち上がった
コミュミティ型の図書館プロジェクトが東京である、
という記事をみました。
http://camp-fire.jp/projects/view/206
ズバリ「21世紀型の新しい図書館」!!
端的にいうと、本がたくさんあつめられた場なのですが、
普通の図書館とは大きく違います。
実はその本は、このプロジェクトに賛同した人が
自発的に提供することで集まる仕組みなんです。
なので、ジャンル別でもなく、作者別でもなく、
「提供してくれた人別」で本が区分けされています。
「ここは鈴木さんエリアか・・」なんて具合ですね。
読んでいる本をみればその人の考え方がなんとなくわかる、ともいいますが
そういう意味でいけば、
提供者の脳内ライブラリ図書館と捕らえることもできるかもしれません。
人の頭の中をすこーしのぞける・・面白いですね(笑)
さて、この図書館には大きく2つの考え方があると思います。
「FREE」 と 「SHARE」です。
本を集めるのに多額の資金は必要なく、
提供する人も、金銭的な見返りはほとんど求めていません。
そして本を通じていろんな人とつながっていきます。
以前の定例会で紹介した「FREE」という本、
そして関連する「SHARE」という本の2冊がありますが、
これを地でいっているプロジェクトだな・・!と感じました。
また、「新しいな!」と感じた点は他にもあって、
その場を作業やコミュニケーションの場としても使う、という点です。
いわば知的社交サロンのような役割も果たしています。
旭川でいえば、「CoCoDe」や「まちこみゅ」が近い存在です。
そしてうろこ会を考えてみたときも、
本を主体とした集まりだということ、定例会にディスカッション・・
学ぶところがたくさんあるなぁと 個人的には感じ、
とても強い刺激を受けました。
このように、本で学んだ価値観や方法論が
現実で生かされているところをみると、
何かこう、パズルが「カチンッ!」とはまるような、
なんともいえない快感があります。