2012年04月30日
4/21(金)に「うろこ会 5minutesプレゼン」大会を行いました!
今回もたくさんの方に来ていただき、
非常に盛り上がりました!感謝です!
次回も楽しみです!
自分的にはどうだったのか…
うーん、今回は反省の多い回でした。
うまく伝わっていないのもわかったし、
自分が言いたいことがぜんぜんいえていないこともわかった。
これはやっぱりツラかった。
とは言っても、やっぱりいい経験だったので、
これを分析して次に生かそう!
タダではおきないぞ、ってな具合です!
さぁまずは反省点!
なにがまずかったのか?
いろいろありますが、自分なりに考えると大きく3つ。
1.練習量・飲み込み具合が足りなかった。
2.体調を整えていなかった。
3.構成が甘かった。
練習量は単純に数ですね。
「量質転化の法則」でもあるように
質というのは、多くの量をこなすことで生まれます。
今回は、量が質に転換されるまでやらなかったんですね。
質まで行かなかったので、
結果として内容を完全に自分のモノにできませんでした。
そのため、ちょっと横道をそれるともう道を見失ってしまい、
自分が何を話していて、何を伝えたいのかわからなくなっちゃいました。
余裕がないため、道しるべにするためのパンを多く持てなかったのです。
これでは迷います。
次にそれらを支えるだけの体力もなかった。
やっぱりプレゼンをする前日は、
キッチリ休んで元気でいかないとダメですね。
ここもできていなかった。
で、一番大きいのは、3の「構成が甘かった」でしょうか。
甘かったというよりは、
5分という枠では選んだテーマが大きすぎたのです。
どういうことか?
まず今回紹介した「お金のいらない国」。
この本は、ある男がお金を一切使わない国に迷い込んだお話。
「お金もないのにみんなどうやって生活してるんだ?!」というような内容で、
あくまでフィクション小説。
ということは、”小説”として、このストーリーや世界観がどれだけよかったか、
どれくらい共感できて、それによって自分の生活がどう変わったか、
などを伝えなくてはいけない。
ですが、僕はコレを実用書(実例書)として伝えようとしていました。
つまり「こんなことが可能かも知れませんよ」、というニュアンスを含めようとしていました。
ここに今回の罠がありました。
実用的かつ、小説としても楽しいですよ~という切り口にしてしまったんですね。
つまり、的を絞れていませんでした。
結果的に具体例を出すこともできず、きれいな着地もできず、
このフィクション小説をなぜ実用書として使うのかを
説明しきることもできませんでした。
そのため、みなさんの頭に???がいっぱい浮かんだことと思います(笑)
では、フィクション小説が実用書とはどういうことか?
実はこの本を紹介したバックボーンには、
「Free」と「評価経済社会」という二つの本がありました。
「Free」は以前の定例会で発表したものです。
「評価経済社会」はぜひどこかで発表したいと温めているものです。
細かい内容は割愛しますが・・
この2冊の本が共通して言っていることは、
「お金に頼りきらない未来が来つつある」ということです。
これはリアルの世界のお話、つまり実用書です。
これらの示す未来のひとつに、
今回発表した「お金のいらない国」という世界観があります。
この小説自体はフィクション、つまり作り話です。
僕は先にこの「Free」と「評価経済社会」の2冊をよんでいて、
すでにリアリティを感じられているから、
「お金のいらない国のような世界は実際にアリだよね!」と
ピンとくるんですね。
そのために、今回の小説を実用書として扱いました。
(あくまで自分の中で)
ってことはつまり、先にこの2冊について
説明をしなくてはいけないんですよね。
..5分で?
いやいや、やっぱりそれはムリだった(笑)
そう、それを中途半端にやろうとして中途半端になってしまった。
これはやっぱり作戦失敗といわざるを得ないですよね。
とすると、やっぱりここは大風呂敷を広げることをやめて、
「この世界は楽しそうだ!自分だったらこうしたいなぁ」
とか
「これには驚いた!」
といったようなことを語って、
「お金のいらない国」という本に興味をもつ人を増やす!
ってとこまでを徹底してやるべきだったんです。
あくまでこの本だけで語るべきだったんですよね。
ここで得られた教訓は・・
「テーマを絞る」
頭ではわかってたはずなのに、
伝えたいことが膨らんで、いつの間にかわからなくなっていました。
しかし今回、テーマを絞ることを身をもって学びました。
結果として今回得た学びとは、この3点。
1.練習をきちんとこなす
2.体調を万全にする
3.テーマを絞れなかったので何が言いたいのかわからず、
聞き手の心に響かなかったので、きちんとテーマを絞る
うーん、まだまだだ!
次はがんばろう!!
プレゼンは難しいなぁ。
でもやっぱり楽しい!
石澤