2017年02月28日
最近はYou Tubeで「ビブリオバトル」をよく観ます。大学生から始まったこの活動は、現在中高生の分野まで裾野を広げていて、年齢性別関係なく世代を超えてつながることができる活動だなあ、と改めて思っています。10代の若い世代のプレゼンは多少荒削りに感じることもあるけども、そんな未完成な部分も含めて彼らの一生懸命な姿に一喜一憂しながら感心し、一人ニヤニヤしながら楽しんでいます。うろこ会でも以前は旭川市内の中高生との読書交流(うろこキャラバン)を行っていた時期があり、また機会があればやりたいとホント思います。
総じて、ビブリオバトルを観ていて上手いなあと思うプレゼンは、5分間という制約がある中で本の内容紹介はもちろん、「自分の個性」をうまく出しながらまとめている人です。しかも口頭だけのプレゼンですから、スライドを使ったビジュアルは一切なし。これはやってみるとわかりますが本当にしっかりと準備をしないと回りの人たちに伝えるのは大変な作業です。そして、その人の趣味嗜好や人柄に触れながら、自分と共感できるポイントが織り交ぜられると、ついその本を手にとりたくなります。
おひとりさま読書も当然大好きなのですが、伝える読書や周りの人たちと共有する読書の楽しさをもっと多くの人たちと共有したい。ネット環境も整っている現代だからこそ、もしかしたら国境を超えた活動に発展するかもしれないし、そんなささやかな夢を持ち続けながら今日も読書と向き合います。
したっけ、またね。
読書コミュニティうろこ会
キム