なぜあなたのデスクには本がたまってしまうのか?

うろこ会ブログ詳細

2012年04月08日


先日、うろこ会メンバーで話をしていて、

どうやったら読書人口をふやせるんだろうねぇ?

という話をしていました。


いろいろな話が出てきて

とても実のある内容でした。


で、その中で話した内容を元に、

自分なりの解釈でこんなこと↓を考えてみました。


「なぜ本を読まずにためてしまうのか?」


本が好きな人の中には

心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本を買っただけで満足しちゃうこと、あるんじゃないですか?


はい、僕はあります(笑)


ちょっと立ち読みして、よし、と思ってレジへ向かう。

それで満足しちゃってるんですねぇ。

そのあとは、「時間があるときに読もう」とおもって

机においたらそれっきりですよ。


最初は軽いのに、時間が経つごとに水分を含んだ雪のごとく重くなり、

再び持ちあげるのが非常に辛い。


なぜこうなるんだろう?


それって、せっかく買ったから、

全部完璧に読んで吸収してやろう!という気持ちが

強いからなんじゃないか?と思ったんですね。


んで、最初から完璧をめざすもんだから、

ハードルが上がっちゃって、へこたれちゃう。


結果、読まなくなる。


こんなパターンが多いんじゃないかなぁと

妄想してみました。


ではこうならないためには

どうすればいいか?


「買った本の立ち読み」をしてみてはどうだろう?


どういうことかというと、

軽い気持ちで手にとって、パラパラと読むんです。

それこそお店の立ち読みと同じ感覚で、

何がかいてあったっけなぁとパラパラ。


ほんの一瞬でもいいですし、

わずか一部分でもOK。


全部読む必要も無いですし、

吸収しようと意気込む必要もない。


だって立ち読みなんですから。


帰ってきてすぐでもいいし、

ご飯の前かあとでもいい、

寝るちょっと前でもいい。


大事なのは、気軽に楽しく見る、ということ。


そこで気になれば、のめり込みますし、

何度見ても興味をひかないのであれば、

残念ですが、その本とは縁がなかったんです。


本とは出会い、ですから、

買った本が100%自分に合うとも限りませんよね。

だったらその本はあきらめて、

思い切って次に行ったほうがいいと思うんです。


好きな異性にアタックして振られたら、

気持ちの整理をつけて、次に行くしかないんです。


脳科学的にも、

やる気というのは、行動した結果、

後付で出てくるものだということがわかっています。


と言うことは、少しでもいいから

最初に読むポーズだけするというのは

理にかなっているんですね。


なので、僕は気軽に

「立ち読み」感覚で本を読み始めることが多いです。


どうしても本が読めない、というあなた、

自分の本の「立ち読み」、

試してみてはいかがでしょう?


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